人を知る
どんな仕事をするのか、また仕事の楽しさややりがい、会社の雰囲気は?
それぞれの部門で活躍する若手社員に話を聞いてみました。
工事部
工事部の“仕事”
土砂崩れ、地すべり、雪崩のような斜面災害を未然に防ぐ工事では、少しでも早く工事が終わるよう安全に配慮しながら、決められた規格通りかを管理します。また発注者、協力会社、時には地域住民の方々と話し合いながら工事を進め、災害に強い国づくりに貢献しています。
工事部の“人”
安田 真輝
MASAKI YASUDA 理学部卒 / 2021年 新卒入社Q仕事内容は?
自然災害対策工事の施工管理をしています。現在は、地すべりの原因となる地下水を抜くための工事を担当。深さ60mの井戸を掘ったり、地下水を集めるために横向きにボーリングを行ったりして、集めた地下水を排出する作業の指揮を執っています。施工中に協力会社から様々な意見が飛び交うため、話をよく聞き、最終的な判断を下すという重責も担っています。そのため、普段のコミュニケーションを大切にし、互いに意見を言い合える環境づくりを心がけています。
Q大変なことは?
現場によっては朝が早く、帰りが遅かったり、天候による日程調整が必要な場合もあります。よく心配される屋外の暑さや寒さは慣れるので意外と大丈夫です。最初は現場仕事と事務作業のバランスを取ることが難しく、また最終的な判断を全て任されることへのプレッシャーもありましたが、現場仕事を重ね、経験豊富な先輩や作業員に助言してもらうことで少しずつコツがつかめてきました。
Q仕事の魅力や面白みは?
自分が指揮を執り、ゼロから構造物ができていく高揚感。完成すると「大変だったけれどやって良かった!」と実感します。また、地下60mなど、普段は行けない場所を体験できるのもこの仕事の特徴。時には“立入禁止”のバーを上げて、災害発生直後の現場に入り、一刻も早い復旧に向けて力を尽くすやりがいのある仕事です。工事完成の報告をして、地域住民の方々から感謝の言葉をいただいた時の喜びと達成感は言葉にできません。
Q会社のいいところは?
職場は和やかで、気負わずに話せる親しみやすい人ばかり。同じ趣味を持つ先輩と釣りの話で盛り上がったりしています。また多くの社員が資格取得に熱心で、難しい国家資格を持つ上司も多くいます。私は現在、2級土木施工管理技士と技術士補を取得していますが、現場での実績を積みながら勉強にも力を入れ、将来は技術士を目指します。